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アクセス回数:20回 リリース日:1992年12月16日
さくらんぼの木
作詞 伊倉一寿 
作曲 坂本洋
伊倉一寿
真白な花びらを 風の中に飛ばして
はらはら回り落ちる先を はしゃいで追ったね

枝の先のさくらんぼ 百舌鳥(もず)のために残して
手が届くかぎり背伸びして 籠につんだね

緑が深まり 他の木々にまぎれ 忘れかけても
木枯らしの季節(とき)もすぎて 温(ぬく)む頃になると
「ここに居るよ」って 囁くの そっと 微笑むの ふっと
来年 また 咲いてね

やすめる枝見つけて 高い空を仰いだ
ママの探す声がするまで 雲を数えて

大人になったら あなたの肩車しなくなったけど
切なくて泣きたくなって ふと窓を開けると
「大丈夫だよ」と見つめてる じっと 変わらずに ずっと
来年 また 咲いてね

私がいつかこの家 離れる日が来ても
木陰で見た夢 覚えてる きっと 会いに来る きっと
来年 また 咲いてね

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