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アクセス回数:16回 リリース日:2022年12月14日
中庭のヘビイチゴ
作詞 キンジョウマサ樹 
作曲 キンジョウマサ樹
ギターパンダ
僕らは同じ年に 同じ町で生まれた
君の家は 僕の家の2軒隣にあって
学校上がるまではよく君の家の中庭で
日が暮れるまで 一緒に遊んでた

君は言葉を覚えるのが少し遅くて
言いたいことを上手く伝えられない事もあったけど
僕は君と他の人の違いなんてもの
その時は何にも 感じていなかった

学校上がると僕らは別々のクラスに
君は学年で2人だけの特別なクラス
それがどういう事なのか分かり始めた頃
僕らの 関係は変わっていった

君の家の中庭になったヘビイチゴの実を
君は小さな指でつまんで僕に食べさせた
意味を知らないキスを興味本位で交わしたよね
夕日の色を まだ覚えているよ

偏見ていう言葉を僕はまだ知らなかったけど
学校の友達が君を見る目が多分それで
僕も同じように君を見るようになり
あの中庭に 行くこともなくなった

通学途中で君は僕を見かける度
走って近づいて来て笑いかけるのだけど
僕は君にひどい言葉を投け゛つけて
つなごうとしてきた手を振り払った

段々と君は僕に近づいて来なくなったけど
僕を見ると笑いかけるのはやめなかった
そんな君を無視し続けているうちに
学校出てこの町を出る歳になってた

君の家の中庭になったヘビイチゴの実を
君は小さな指でつまんで僕に食べさせた
記憶の味はとても甘い筈なのに
下の奥で苦さを感じてる

大人になってこの町にまた戻って来た時

君の家の前を通り君の声を聴いた
悲しく大きな声で何かを叫んでいた
胸の奥を引っかかれるような気がして
慌てて逃け゛るように立ち去った

君の家の中庭になったヘビイチゴの実を
君は小さな指でつまんで僕に食べさせた
記憶の味はとても甘い筈なのに
下の奥で苦さを感じてる

君の家の中庭になったヘビイチゴの実を
君は小さな指でつまんで僕に食べさせた
意味を知らないキスを興味本位で交わしたよね
夕日の色を まだ覚えてるよ
夕日の色を まだ覚えてるよ
夕日の色を まだ覚えてるよ

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