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京都去りがたし
作詞 売野雅勇 
作曲 森進一
森進一
一、比叡おろしの吹く夕暮れは
仕方ないほどああ淋しくて
ヒュルルヒュルルと背中で泣いて
哀しい人のささやきになる
貧しい女やから
あなた待つしかよう知らん
京都 京都ああ去りがたし

二、祇園祭の宵山の夜
切ない鉦を素肌で聞いた
涙集めた時の川面を
浴衣の帯が流されてゆく
淋しい女やから
憎むことなどようできん
京都 京都ああ去りがたし

三、心変わりがないでもないと
さんねん坂の部屋で待ちます
ヒュルルヒュルルと凍えた風が
春の遠さを告げて哀しい
貧しい女やから
思いでだけで温かい
京都 京都ああ去りがたし

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