セレブレーションの視差筋肉少女帯歌詞情報

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ＣＤ

楽譜

アクセス回数：212回リリース日：2018年10月31日

セレブレーションの視差

作詞	大槻ケンヂ
作曲	本城聡章
唄	筋肉少女帯

今あなたの脳の中で祝福の音楽が手に取るように聴こえている
実際君のブレインの中でこの音楽は演奏されているのだ
誰が誰を祝福しているのだろう
まるで二人のウエディングドレスを着た花嫁の
同性結婚式を祝うかのきらびやかさだ
二人は優しく手を握り合う
だが異なる視点から見たならば絵は変わる意味が違う
シチリアのマフィア達が騙されて呼ばれたパーティーで
マシンガンで蜂の巣にされて一掃されるシーンのBGMだ
血まみれの地獄だ
どちらであるにせよ思わせぶりにスローモーションでその絵は動く
視差をもう一つ加えるならロックバンドのデビュー30周年を祝う光景も見えてくる
30年長いのかまだまだなのか意味があったのかどうなのか
30年わずか 2分で 10数人を手にかけた輩もいるというのに
30年セレブレーションの視差をさらに増やしたなら
実は 30年の間にそのバンドは全く別の人々とすっかり入れ替わっていたのかもしれない
もしそうならそれはあなたの思うその時だ間違いない
君が生涯ただ一度の激しい恋に堕ちたあの日だ

ザ・シサ視差を利用したなら同じ対象も異なって見える
それは二人の花嫁はどこから見ても美しいが
例えばマフィアの皆殺しは町に平和をもたらせたのかもしれない
猫に見えているものは実は一斤のパンかもしれない
哀しみに見えるものも本当は幸せなのかもしれない
その逆なのかもしれないその逆なのかもしれない
ロックバンドの30年
何もかもこの宇宙は全て愛すべきものだったと思う視点から見たらいいのさ

おそらくどうなんだろう

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