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アクセス回数:5回 リリース日:2012年1月11日
長編歌謡曲 天草四郎
作詞 小山良朗 
作曲 中山正直
門口公将
時は三代将軍家光の頃、即ち寛永14年秋

島原領主・板倉勝家の暴政に耐えかね
天草・島原の領民が一揆を興す
キリシタン信徒が多数を占める天草・島原の領民たちは
キリシタン迫害と容赦のない年貢の取り立てに、
「もはや…これまでか…」
と覚悟を決め、島原の原城に立て籠もり、
幕府の総大将 老中松平伊豆守信綱率いる 12万5千の大軍と対峙。
立ち向かう一揆軍の総大将は、小西行長の旧臣
益田甚兵衛好次の一子

そう!
天草四郎時貞!!
身の丈5尺7寸と長身で、若干16歳の美少年!
四郎の手に握りしめられた陣中旗には

「いとも尊き聖体の跡をほめ給え」とポルトガル語で書かれ、
凛々しく、高々とはためいていた。
従うは、戦闘員に、女、子供、老人を含む3万7千人余り。
無論、
死を覚悟の決起であった!!!

教えの道を 守るため
デウス様は 命なり
我等が大将 天草四郎 力の限り 戦って
デウス様のもとへ 参りましょう 手をとり共に

この世はすべて 空蝉か
生きることの 苦しさよ
3万7千 殉教者 天草四郎も 声高く
自由と平等 申し上げると 鬼の幕府に

寛永15年2月27日早朝、
松平伊豆守 総攻撃の号令発す。かかれー!!
ここに最後の決戦が 幕を 幕を 幕を開ける。
デウス様だけが見ていた
親子の絆 うるわしく
最後の別れ 今一度蘇えり
次世に残し 願い祈りを込めたし

父は子へ無言の激励を送る

総代将とはいえ、まだ16歳。
父のように勇ましく無言の別れできなかった

「父上!
いえ…激励の途中申し訳ございません…。
あっそれに、そろそろ持ち場へ戻ります。皆が心配です。
どうか何卒、、、ご健闘のほどを!
そして、おさらばでございます…」

幕府軍の城攻めは熾烈を極め
たちまち地獄絵を見るよな状況になり
天草四郎 声を枯らしながら陣頭指揮に当るも
圧倒的な幕府軍の前に、たちまち劣勢に陥る

明けて28日
山田右衛門作一人を残し
天草四郎原城枕に
3万7千 殉教者
デウスの元へ旅立てり
天草・島原の乱 終焉なり!

時は流れて 幾年過ぎて
原城跡は 静かなり
人々憩いて 小鳥鳴き 優しく見守る 笑み浮かべ
生きとし活ける人の 幸せ四郎が祈ります

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