うたまっぷトップ 歌詞検索
      キーワード歌詞検索はこちら 
コメントを書く コメントを見る
     馬場俊英さんのCDへ   CD      馬場俊英さんの楽譜へ   楽譜  馬場俊英さん『駄菓子屋』を試聴ダウンロードする

無料歌詞検索サイト うたまっぷ
アクセス回数:13回 リリース日:2013年10月9日
駄菓子屋
作詞 馬場俊英/須藤晃 
作曲 馬場俊英
馬場俊英
駄菓子屋で僕はいつまでたっても何を買うかを迷っていた
十円玉を握りしめて誰が何を買うかを横目で見てた
大きなイチョウの木の陰に店はひっそり建っていて
店を仕切るばあさんは僕らの隊長だった
小さくて古くておんぼろの店はどんなビルよりも僕の心で輝いている

教室で僕は放課後になったら何をしようと思っていた
エンピツを指で回して窓の外の景色をぼんやり見てた
遠くの空に浮かぶ飛行機の行方を追いかけて
遥か海の向こう側の知らない街を旅した
退屈でいつでも眠たくて だけどずっと好きだったあの学び舎はまだ胸の中

校庭で僕は線引き押してダイアモンドを描いていた
トンボを引きずりマウンド馴らして ホームベースの埃をはらって
ネームも番号もないユニフォームが一列に並んで
相手ならば誰彼も構わず野次り続けた
全力で声が枯れる限り叫んでいた僕達は真夏生まれのセミのようだった

自転車置き場でまちぶせをして 君の帰りを待っていた
制服の君とすれ違うたび 胸の奥まで苦しくなった
好きな人がいると 君の噂を風に聞いた夜
晩御飯も食べないで 涙をこぼし続けた
はじまりもないのに終わった恋 今も君の誕生日(バースデイ)を僕は毎年思い出してる

不動産屋の前で貼り紙睨んで どこにするかと迷っていた
金額と間取りと駅への距離 バスとトイレが別々か
大学がある街の部屋に決めて初めての夜は
紙の皿と缶ビールで互いの夢を話した
小さくて古くておんぼろの部屋はどんな家よりも僕の心で輝いている

居酒屋で僕は酎ハイ啜って 何を頼むか迷っている
ケータイを握りしめては誰が何をしてるかぼんやり見てた
ターミナルの横丁のガードの脇に店は建っていて
そこで僕は誰でもないひとりの男にもどる
小さくて狭くておんぼろの店の隅のテーブルで泡が一粒 はじけて消えた

©2001~ Interrise Inc. All Rights Reserved
うたまっぷ 」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。

馬場俊英さん『駄菓子屋』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。

或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。




 
公演・出演祝いスタンド花配達
オリコンミュージックストアで 馬場俊英さん『駄菓子屋』をダウンロードする

アニソン歌詞アプリ

歌詞アプリ for iPhone

歌詞アプリ for Android
TOPへ  │  作詞スクール  │  歌詞検索  │  歌詞全文検索・フレーズ検索  │  自作歌詞  │  愛ことば便  │  アーティストクリップ  │  うたまっぷインディーズ  │  俳句・川柳
本日の注目歌詞  │  自作歌詞交流  │  音楽交流・ファン広場  │  楽曲・歌詞コメント集計  │  お問合せ │ 歌詞リクエスト │ 音楽関係リンク │ サイトについて │ プライバシーポリシー