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アクセス回数:55回 リリース日:2010年12月8日
ノラ猫と少女
作詞 曽根由希江 
作曲 曽根由希江
曽根由希江
ふわりふわり舞ってる 白い雪の上
冷たい地面に一人座り 空を見上げてた
僕は爪をたてては 優しさから逃げて
うまく甘えられなくなった黒いノラ猫

避けてゆく人波 孤独には慣れてる
いつも強がっていた

キミだけは僕を見て立ち止まって
笑顔で声をかけた
噛み付いても包んでくれた
心休まる場所を見つけた

巡る巡る月日は 僕の心変えた
悲しみ抱えるキミの隣 守りたくなった
痛み重ねて 一つ 素直になれると
前を見て生きること 教えてくれた

ある朝少女は 僕の傍で泣いた
窓の外に出たいと

キミは僕を抱きしめてそっと
雪を見て目を閉じた
一粒の涙 雪の中に
まるで溶けてゆくようだった

あの日と同じ雪の舞う夜に
気が付けばまた一人
キミとの想い出が空から
落ちてくる 柔らかく

どんなに他人(ひと)から非難されても
わかってくれる愛が
必ず一つはあることを
信じられる 今ならば
もう一人じゃない

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