足跡消ゆるとも井吹龍之介(関智一) 歌詞情報

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ＣＤ

楽譜

アクセス回数：27回リリース日：2011年5月11日

足跡消ゆるとも

作詞	森由里子
作曲	笹原ノブスケ
唄	井吹龍之介(関智一)

人が皆、旅人なら
目指す地点は皆の眼に見えているのだろうか。
俺には、目指す場所など、何も無かった。
壬生浪士組と出会うまでは。

決意と共に、自らが決めた道を突き進む
その誰もが、俺とは違っていた。
志を持って生きる意思の
はかりしれぬその強さが、俺には、眩しかった。

信ずる道が、どんな明日を呼ぶとしても
俺も俺の道を探したい。僅かな一歩を歩き出したい。
浪士組の確かな足跡を見たこの目で
感謝と敬意を知ったこの心で、この、自分の足で。

俺がもし空を漂う雲だとしたら
浪士組は、烈しく吹く天つ風だ。
空へ巻き上がる一陣の風、雲はそれを追い
やがて、雲は流れを変える。

強き信念こそが、人に道を決めさせる。
そして振り向くことなく、ひた走って行く。
俺には、そんな強さはないけど
真の強さを知った。眼の前で見たんだ。

信じられる。ただ、そう思った。
どうでもいいと思っていたもの、それが宝だった。
たとえ歩いていた場所が、消える時が来ても
目に見えない足跡は残る。そうだ、俺が覚えてる。

信ずる道が、何処へ続くとしても
俺も俺の道を歩き出そう。まだ知らぬ先のその先へ。
本当の武士の生き様を見たこの目で。
出会いによって変わったこの心で、そして、自分の足で。

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