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SANTAFUL WORLD
作詞 松本真介/松本洋介 
作曲 松本真介/松本洋介
スチャダラパー
散らかしっぱなしの机を後に
申し訳ていどのあいさつをかわし
5 4 3 と目で追いながら
浮かれた街にぼくは降り立った
歩きなれた駅までの通りも
いつになく 陽気なムード
黄白色 に光る 並木道
自己完結するポニーとバンビ
蛍光灯割るひんしゅくサンタと
セクハラ課長のアカペラショー
左手を ギプスでつった子供
右手にかかえられた大きな箱
はなから見る つもりなどなく
足をはやめつつ ぼくは追い抜く
はまりようのないこの 景色の中
さして意味はないと知りながら
人より1回多い学園祭気分
肌で感じる 今の自分
2年前の彼の気持ちが
なんとなく解るような気がした
ここ数週間続く耳なり
いつもよりもさらに大きくなり
耐えきれずぼく 舌打ちひとつ
駅までの道をさらに急ぐ

グレーのタートルを着た彼女は
切ったばかりの髪を気にしながら
ぼくのつまらない冗談に
例のノリでいちいち大笑い
じゅく帰りの小学生 家族づれ
サラリーマン 女子高生
12月の混み合う電車の中
つられてぼくも笑ってしまった
そう ちょうど 目の前の
楽しそうに笑う 2人のように
じゃれあってた 確かにああだった
去年のぼくらは
つり革を つかむ右手を見る
たいくつな時間にゆられている
ききすぎた 暖房の中
ゆっくりぼくは目を閉じるのだ

改札を抜け出て広がる景色
いつもより少しにぎやかな雰囲気
ウンザリしながらもぼくは
ただただ家へと向かっていた
北からの風を 肌で感じて
とりとめのない思いに包まれ
歩くぼくの中 とある思いが
しずくを落とした
波紋は しだいにひろがってゆき
プライド すらも隅においやり
ぼくはまばゆい光の中
不思議な力ですいこまれた
透明の番人は当然のように
あたえられた仕事をそつなくこなし
ぼくは本来のぼくでないまま
極彩色の広場を見わたした
サスペンス ヒューマニズム 一連のジョーク
様々な誘いにも動じず
進むぼくを迎え入れたのは
幸せに 満ちた世界だった

いたずらっぽく ときにやさしく
女の子 達はぼくを魅了する
目が合った ドキドキしていた
手をとり ぼくらはかけ出した
いくつかのカドを曲がる
殺風景な部屋にたどりつく
たばこのけむり とぎれる会話
彼女の姿 見つめなおした
幾何学的に消された真実 すらも
とるにたらないと思わせる彼女
うちとけ合う2人の仲は
突然の来訪でひきさかれた
悲しい事実あばく苦しみ
背後に母たる人がひとり
キャンドルはただ燃え続ける
聖なる夜は静かにふける

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