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ＣＤ

楽譜

アクセス回数：7回リリース日：2009年5月6日

mitochondria

作詞	松井五郎
作曲	maichi
唄	銀河朗読団

そしていずれ花は
枯れなければならない
まだ見たことのない荒地に
いつか咲くために
どんな花も
枯れなければならない

そしていずれ水は
流れなければならない
世界のすべてを生んだ海へ
いつか繋がるために
どんな水も
流れなければならない

約束はかならず
果たされなければならない

私たちには生きることのできる場所がある
私たちには帰ることのできる場所もある
ひとつは全体を担い全体はひとつを担う
ひとつは全体を守り全体はひとつを守る

ラムネの瓶から吹きだした泡の向こうに
白い波の音が聴こえたんだ
引き出しの奥に眠っていたセーターを着たら
ヒューと木枯らしが見えたんだ
どこまでも広がる夕暮れの雲にさわったら
懐かしい母さんの匂いがしたんだ
そうだそうだったんだ

虹のかけらのドロップを口に入れたら
子供の頃駆け抜けた路地を思いだしたんだ
流れ星が堕ちてくる音を聴いてたんだ
空がどこから生まれたのかわかったんだ
真昼の雑踏ですれちがった髪の匂いに
好きだった人の体温を感じたんだ
そうだそうだったんだ

それが想像であってもそれが現実であっても
そこが戦場であってもそこが楽園であっても
私を感じるようにあなたを感じたい
あなたを感じるように私を感じたい
私を信じるようにあなたを信じたい
あなたを信じるように私を信じたい

私たちには生きるために選ぶ道がある
私たちには戻るために残した道もある
ひとつは全体を担い全体はひとつを担う
ひとつは全体を守り全体はひとつを守る

争うことも抱きしめることも
世界がただ愛のためだと言うなら

どうなるかはあなたで決まる
どうするかはあなたが決める
どうなるかは私で決まる
どうするかは私が決める

どうなるかは私たちで決まる
どうするかは私たちが決める
どうなるかは私たちで決まる
どうするかは私たちが決める

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