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アクセス回数：46回

流氷哀歌

作詞	麻こよみ
作曲	船村徹
唄	小林幸子

流氷みたいに流されて
いつしか居着いた北の果て
どこで生きても同じと
煙草を吹かせばすきま風
霙の夜は客もなく
薬缶がシュルシュルシュル鳴るばかり

寝床で囁く優しさを
本気にするのはあほう鳥
騙し騙され泣かされて
気がつきゃやっぱり一人きり
それでもぬくもり恋しくて
素肌がチリチリチリ泣くばかり

小銭を貯めてる酒の瓶
何にもあてなどないけれど
ひとり飲みほす燗冷まし
苦さが躰にしみて行く
故郷なんかにゃ帰らない
流氷ギシギシギシ鳴るばかり

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