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アクセス回数:83回 リリース日:2001年11月21日
港町絶唱
作詞 阿久悠 
作曲 浜圭介
八代亜紀
こんな私も 春には都会で
笑いころげて 暮らしてた
せまい部屋でも 小鳥を飼って
好きな男に もたれてた
北国行きの 列車に乗って
流れる景色に 泣いたのは
夏から秋の 境い目で
すべてがかげる 頃のこと
ああ 海峡に陽が落ちる

そして私は 無口になって
波の音きき 生きている
鴎ばかりが にぎわう海を
日がな一日 見つめてる
落ちつき場所も まだ決めかねて
荷物もとかずに 部屋の隅
秋から冬へ 日が移り
死にたくなれば それもよい
ああ 海峡に雪が舞う

浮きの灯台が 身をもみながら
港のはずれに かすむのは
冬から春へ かけ足で
女の胸も とける頃
ああ 海峡に風が吹く

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